当社は1965年の創業以来、石油化学プラントの設計建設を主力にしてきましたが、この経験を石油化学製品のリサイクル分野に展開すべく検討を行い、使用済みプラスチックを原料として生成油を生産するケミカルリサイクル量産プラントの建設を行っています。当社は本事業を通じてカーボンニュートラル社会および循環型社会の実現に向け貢献しています。
環境エネルギー事業
Environment and Energy
環境エネルギー事業は当社のあらたな事業の柱として位置付けています。排水浄化システムや水力発電所リニューアルなど、脱炭素、地球環境保全に関連した分野のエンジニアリングを通して社会に貢献する企業でありたいと考えています。
環境エネルギー事業の提供するサービスについて
ケミカルリサイクル
排水浄化システム
当社は食品加工工場、し尿・汚泥再生処理場、畜産排水、化学工場排水など多数の実績があります。
現地調査や打ち合わせをしっかりと実施し、コスト面・敷地面積・周辺環境などを考慮し、最適なご提案をします。
活性汚泥を活用した事業所では当社独自技術の自然浄化法リアクターシステム® をご推奨しており、標準活性汚泥法に自然界から採取した腐植物質を加えることで、水質の安定・悪臭の抑制・抗菌作用・窒素分の除去・高濃度排水の処理 など数多くの効果を得られます。
国内外の150以上の事業所でご採用いただき、そのほとんどが現在も利用されています。
SECT法電気加熱
当社が独自に開発した電気加熱システムがSECT法(Skin Electric Current Thermo)は、電流による「表皮効果」の原理をパイプライン加熱に応用したものです。特に1kmを超える長距離パイプラインにおいて、導入コスト、メンテナンスコストの両面で自己制御ヒーター、MIヒーター等の他の電気ヒーターより安全で経済的になり多くのお客様に採用されています。400件を超える実績で、その信頼と実績はオイルメジャーへの納入実績および各種スタンダードへも採用されています。従来は、重油配管、原油配管、燃料油配管、ベンゼン配管等に多く使用されてきましたが、10数年前よりその耐久性を活かしてLNGタンク底部ヒーター、アンモニアタンク底部ヒーター向けに用途を広げています。
水力発電
JNCグループの水力発電事業
JNCグループは、熊本県内の11カ所、宮崎県・鹿児島県内の各1カ所の合計13カ所で水力発電を行っています。合計最大出力は 97,990kW(2024年3月現在)で、年間発電量は一般家庭約14万戸分に相当します。発電した電力の一部は、総延長161kmの自社送電線によって水俣製造所へ送電し、水俣製造所や関連施設で使用しています。これらの発電設備は無人運転を行っており、水俣製造所にて24時間体制で遠隔監視制御しています。
※白川発電所につきましては、グループ会社である株式会社白川クリーンエナジーにて運営しています。
業務形態・業務内容
当社は、これまで、JNCグループ所有の水力発電所リニューアル工事での経験があり、特に九州地区においては50社以上の協力会社ネットワークを構築しています。当社は、元請として水力発電所建設の一括請負に限らず、水力発電所の初期段階の計画支援、設計支援、各種検査、工事支援等でも、柔軟な対応が可能です。
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