内容と特徴
DDX(Design DX)の推進
当社では設計業務のデジタルトランスフォーメーション( Design DX)を積極的に推進しています。これは、手書きから2D、3Dへと進化する業務フローをさらに発展させ、新しい業務体系を実現させる取り組みです。
これまでは、意匠設計、構造設計、配管設計、機械設計、設備設計など、各分野において3D設計を推進してきました。これからは各分野で作成された異なる形式のデータを統合し、効率的かつ一貫した設計環境を整備することで、設計者がより迅速に、かつ正確に業務を遂行できるようにしていきます。
また数年前より3次元計測技術を導入しており、プロジェクトにおける潜在的な問題を早期に解決しています。
さらに、3Dモデルは単なる設計ツールとしての役割を超え、顧客を含めた関係者に対して新たな価値を提供する強力な手段となります。ビューワソフトでの早期合意形成、3Dモデルを活用したオペレーションマニュアル、安全教育ツール、保守メンテナンスツールなどの取り組みも視野に入れています。
DDX(Design DX)を通じて顧客のニーズに応える革新的なソリューションを提供し、共に成長していくことを目指しています。
DDX(Design Digital Transformation) は、JNCエンジニアリングの商標登録です。
登録第6575708号、6575709号
多様な3Dデータの合成
異なる形式の3Dデータを統合し、統合されたモデルを基に空間調整することで設計プロセスの革新を目指しています。この取り組みにより「効率的な設計プロセス」「高精度なモデリング」「早期の合意形成」の実現が可能になります。
ビジュアライゼーションツール・ニューラルレンダリングの活用
最先端のビジュアライゼーションツールとニューラルレンダリング技術を活用することにより、設計段階から完成までの全体像を明確に把握することができます。これにより、意思決定の迅速化とプロジェクトの詳細を直感的に理解することが可能になり、コミュニケーションの円滑化やプロジェクトの成功に貢献します。
3次元計測について
3次元計測技術を駆使し、建設現場を正確に把握することで設計段階での確認作業を効率化しています。精度の高いデータをベースに、最適なプラント設計を迅速かつ的確に行うことで、お客様のニーズに応える高品質なプラントを提供してまいります。
XR技術の導入
VRゴーグルで完成予想の仮想空間を体感し、これまでのビューワソフトでの閲覧には無い、よりリアルな空間に没入することが可能になります。また、AR導入の取組みも始めており、建設現場で完成後のイメージを可視化できます。