JNCエンジニアリング株式会社は、ケミカルリサイクル・ジャパン株式会社が社会実装に取り組む、使用済みプラスチックのケミカルリサイクルプラントの建設工事を受注致しました。
受注した社会実装プラントの概要
発注者:ケミカルリサイクル・ジャパン株式会社(出光興産株式会社・環境エネルギー株式会社のJV)
規模:使用済みプラ処理量 20,000t/年
設置場所:出光興産殿千葉事業所の隣接エリア
完工:2025年度
環境と、社会を想い、循環を生み出す
半世紀以上に亘り石油化学プラントのエンジニアリングを展開してきた弊社は、その実績を資源循環に活かしたいと考えておりました。ケミカルリサイクル・ジャパン株式会社が掲げる理念、「環境と、社会を想い、循環を生み出す。」は、まさに弊社の想いと重なります。
全ての命に希望ある未来を渡したい
ケミカルリサイクル・ジャパン株式会社は、石油精製から樹脂製造までを行う出光グループの強みと、環境エネルギー株式会社が開発した技術を活かし、使用済みプラスチックを原料として生成油を生産する油化技術の社会実装に挑みます。弊社は、この挑戦にエンジニアリングの立場で協力して参ります。プラスチックが無駄に廃棄されない仕組みを目指す、その根底には「希望ある未来を渡す」想いがある、その実現に携われることは弊社の誇りです。
古くて新しい技術
使用済みプラスチック油化は、約四半世紀前に注目を集めました。事業性の課題などから下火になりましたが、資源循環を実現する上で重要な選択肢です。循環型社会創造に情熱を燃やす環境エネルギー株式会社は、高効率化を目指した油化技術の開発を継続しており、弊社はエンジニアリングの立場で協力して参りました。近年、2050年問題やマイクロプラスチック海洋汚染など、様々な社会課題が浮上し、再びプラスチックのケミカルリサイクル実現が期待されています。資源消費型から資源循環型へのビジネスモデル進化を目指す出光興産株式会社との共創で、いよいよこの技術が動き始めます。
弊社の挑戦
社会実装には、ベンチ規模からのスケールアップが必要です。弊社は創業以来、研究段階からの製造プロセス構築を得意としてきたエンジニアリング会社です。そのDNAを活かし、循環型社会の実現に貢献して参ります。
各社へのリンク
ケミカルリサイクル・ジャパン株式会社:https://cr-japan.co.jp/
環境エネルギー株式会社:https://www.kankyo-energy.jp/</a